試験手順
試験手順は標準機動作試験手順書に沿って行った。
1 各センサ系のチェック
・白線センサについて
使用するもの:白紙
試験内容 :白線センサが白線を検知するか。
手順 :
- プログラムを起動する。
- センサ下部に白紙を置き、センサが機能しているかどうかをPC画面上にて確認する。
→合格基準
白線センサ :白紙をセンサの下に入れたとき“1”が画面上に表示されること。
・タッチセンサ
使用するもの:
試験内容 :各タッチセンサが機能するか。
手順 :
- プログラムを起動する。
- 各タッチセンサを手で押し、機能しているかどうかをPC画面上にて確認する。
→合格基準
押したとき、画面上に対応するセンサが“1”と表示されること。
・赤外線センサについて
使用するもの:赤外線照射装置、ポスト
試験内容 :各赤外線センサが赤外線を検知するか、赤外線の種類を判別できるか。
手順 :
1. 赤外線感知判断用プログラムを起動させる。
2. 各赤外線センサに赤外線照射装置で赤外線をあて、赤外線を認識しているかどうかをPC画面上にて確認する。
3. 赤外線番号判断用プログラムを起動させる。
4. 2番の赤外線センサにポストから赤外線を当て、センサがその番号を正確に認識しているかをPC画面上にて確認する。
→合格基準
。 赤外線を当てられたセンサの画面上表示が、“1”となること。ポストから出した赤外線の番号がPC画面上に表示されること.
超音波センサについて
使用するもの:定規、板
試験内容 :超音波センサが対象までの距離を認識するか。
手順 :
1. 超音波試験プログラムを起動させる。
2. 超音波センサから適当な距離に板を置き、PC画面に表示された距離と実際の距離を比べる。
→合格基準
。 超音波センサが、対象までの位置を概ね正確にとること。
ロータリーエンコーダーについて
使用するもの:
試験内容:ロータリーエンコーダーが車輪の回転に応じてカウントされるか。
手順 :
1.
エンコーダー試験プログラムを起動させる。
2. MIRS本体を中に浮かせた状態にして、手動でモーターを回転させる。
→合格基準
。 モーターの回転量に応じて、正しい向きでカウントされること。
2 駆動部の機能試験
- モーター
使用するもの:
試験内容 :モーターが正転、逆転ができるかの確認。
手順 :
- タイヤを中に浮かせた状態でMIRS本体を設置する。
2. プログラムを起動させる。
→合格基準:モーターの正転逆転ができる。
3 総合的な動作
標準プログラムを搭載し、本番の半分の広さの競技場でポストを2つ置きMIRSをうごかす。
→合格基準:ポストを2つ獲得する。
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